OSO SFLは2021年10月16-17日、北海道茅部郡森町にて「OSO SFL北斗・函館プライベートクリニック」を開催しました。
場所は2019年に開催した「LEVANTE U.D. CAMP HAKODATE 2019」の選手宿泊でお世話になった「グリーンピア大沼」。広大な敷地の中でのびのびとフットボールを楽しむことができました。
目次
とにかくボールにたくさん触ってほしい
緊急事態宣言が明け、徐々にスポーツ活動も再開してきました。
OSO SFLも9月に開催予定だったフットボールクリニックが延期となったため、10月は通常のクリニックと今回のプライベートクリニックの二本立てとなりました。
プライベートクリニックにおいては、基本的な技術のトレーニングを行い、残りはすべてゲームの時間に割きました。
「本当にボールに触る機会が減ったんですよ」
クリニック開催前に、ある選手の保護者の方から聞きました。トレーニング準備中、ゴールの方に目をやると楽しそうにボールを蹴っている選手の姿が。その光景を見た瞬間、トレーニングの量を減らしゲームの時間をより多く取ろうと決めました。
当初は低学年と高学年に別けて行う予定でしたが、「くまコーチ、もっとやりたい!」とリクエストがあり、やりたい選手はすべてのセッションに参加できるようにしました。
終始ゲームを楽しむ選手たち。「楽しむことがスポーツの原点」だと、選手たちから改めて教わりました。
クリニック二日目にはまさかの……
今年の初雪は昨年より8日早いとニュースで報道されていました。まさかその初雪に出会うなんで。
霙混じりの雪がほんの少しの時間でしたが振りました。路面にある気温計をみると「2.9℃」。車のフロントガラスは車内が温まるまで、なかなか曇りが取れませんでした。
選手は「さみー!」とはじめは叫んでいましたが、動き出すと寒さなんてどこへやら。しまいには「暑い」といって上着を脱ぎ捨てます。そういえば自分も子供の時、真冬でも短パンでやっていた記憶が……。
今年のフットボールクリニックは11月まで。12月以降はフットサルクリニックへと移行します。それまでは積雪しないように祈るのみです!
選手のお父さんから話し手を聞いてほっこり
クリニック終了後は冷え切った体を温めるため、ホテル内の温泉へ。
そこで参加してくれた選手とバッタリ。露天風呂で団欒しました。
「寒いなかお父さんたちも大変でしたね」と私。するとあるお父さんが「俺達が子どもの時もこうやって送り迎えしてくれたから、今度は俺らがする番だ」と。
本州と違って、北海道の子どものスポーツ活動は車の送迎がないとほぼ不可能です。地域によっていろいろなスポーツとの関わり方がありますが、北海道はこうやって繋がっていくのだなと、なんだかほっこりした気持ちになりました。
10月30-31日は通常の北斗|函館フットボールクリニックを開催
プライベートクリニックが終わってからつかの間、10月30-31日(土日)は通常の北斗|函館フットボールクリニックです。
11月が外でできるギリギリの時期と考えると、フットボールクリニックは残すところ後2回! 頭も体もフル回転する内容でお届けいたしますので、是非ご参加ください。
お申し込みは下記クリニック情報のリンクから。
※12月からは室内でフットサルクリニックを行います。
協力:
グリーンピア大沼