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LEVANTE U.D. CAMP HAKODATE 2019

故郷でフットボールキャンプを開催

2019年8月、北海道函館市にリーガ・エスパニョーラのレバンテU.D.のカンテラ監督を招聘してフットボールクリニックを開催した。

グラウンドは、2002年日韓ワールドカップで日本代表の合宿地にもなった大沼多目的グラウンド(通称:トルナーレ大沼)。大沼国定公園にある、この天然芝のグラウンドは、管理が行き届いたフルピッチ2面の大きさを誇る。湿度も本州に比べて低く、盛夏でも過ごしやすい。

育成に定評のあるクラブの指導と、最高のプレー環境。3日間という短い期間でも、故郷の選手に最先端のフットボールを感じてほしかった。

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選手に伝えたい現象を出すトレーニングの最適化

レバンテのカンテラ監督陣に来日いただいた理由は、選手が感受性豊かな時期に、これから成長に繋がる刺激を感じる他に、「フットボールが上手くなるには、個人、グループ、チームの単位で課題を見つけ、それを理解する。そして、無意識下の状態で解決できる」ことを体感してほしかったからだ。

フットボールのトレーニングは制御された時間内で、どれだけ原則やテーマにそった現象を選手に与えることができるかが大切になる。

指導者は、予めオーガナイズしたセッションで選手をプレーさせながら、目的とする現象を出現しやすくするために調整する。知識と経験から即興で変化させるこの業は、まだまだフットボール先進国の育成でしか、継続的にトレーニングを受けられないのではないか。

外からは事も無げに指導して見えたが、あとから話を聞くと、各々のセッションの中身は想像以上に緻密なものであった。日本でもこういったレベルのトレーニングを、選手が日常的に行えば、どこの国に行っても通用するだろうと、強く思った。

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今後も選手たちに生きたアクティビティを

LEVANTE U.D. CAMP HAKODATE 2019は、レバンテをはじめ多くの方のご協力があってこそ実現できた。本当に感謝しかない。

これからも選手にとって意義のあるアクティビティーを開催していく。それが「持続可能なサッカー人生」を歩める選手が生まれることを信じて。

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