OSO SFLは2021年3月20-21(土日)、北海道函館市でフットボールクリニックを開催します。
目次
フットボールを含めた様々な「気づき」を感じてほしい
函館はOSO SFL代表・隈崎の故郷で18歳まで過ごしました(2021年現在33歳)。大学進学を機に東京に移ることになるのですが、その当時のフットボール環境たるやギャップの連続でした。
当時は「環境が人を育てる」なんて考えはなかったので、ただ目の前にあるボールを蹴っていました。今でこそ「なんでもっと早い時期に外に出なかったのか」と素朴に思います。
話はそれますが、函館でどこの高校に行くか決める時、学校からペラ一枚のプリントが渡されます。そこには市内にある十数校が載っており、生徒はそこから志望校を決める、というのが「当たり前」でした。
一方、東京では辞書みたいな分厚い本をドンッとおいて、何百校とある中から志望校を絞り出していきます。塾講師をしていた時、その光景を見て自然と「差」を感じてしまいました。
東京だから良いとか、世界目線だからレベルが高いとか、そんな単純な話ではないですが、どこに住んでいようと色んな世界があることを早い時期に知っておくことは、努力するきっかけになりますし、「まだまだ自分なんて」と謙虚になる材料にもなります。
私が函館でクリニックをやる理由は、フットボールを通した様々な「気づき」を得る機会になるはずだと信じているからです。
教え子とともに継続的な実施に向けて
2019年にはラ・リーガのレバンテU.D.カンテラ監督を招聘してキャンプを実施しました。
>>LEVANTE U.D. CAMP HAKODATE 2019
その時、保護者の方には「継続的に函館でイベントを開催できるようにします」とお伝えしたものの、翌年はコロナウイルスの影響で断念。歯痒い、そして申し訳ないという思いでいっぱいでした。
現在も予断を許さない状況ではありますが、なんとか別の形にできないものかと考えた結果、教え子で現在は北斗スポーツクラブで働く岩谷 拓海コーチと連絡を取り合い、クリニックを開催する運びになりました。
これからは継続的にクリニックを開催して、函館の子ども達が故郷を大切にしつつ外の世界にも目を向けるようにしていきたいと思います。
函館にはダイヤの原石がゴロゴロ?
これは私の主観ですが、函館の子ども達はとても活発でフィジカル能力が高い選手がたくさんいる印象を受けます。俗に言う「運動神経の塊」が、人口の割に多い感覚です。
今の函館のフットボールはわかりませんが、私が高校までいた頃は「函館は縦に早いフットボール」とよく耳にしました。裏ポンが多いスタイルですが、裏を返せば上下運動に必要なスピードと持久力がある選手が多いということです。
しかも、冬になると雪が降り必然的に「フットサル部」になるので、足元がある選手も多くいます。シーズンを通してフットボールができない弊害が、以外にも利点になっているのかもしれません。
ただ、港町のせいか「せっかち」な選手が多い印象があります。「ためる」「崩す」「人を使う」「やめる」といった、グループ(チーム)プレーがなかなか成熟しにくいのは土地柄なのかもしれません。
それでもベースとなるプレーを繰り返し行うことで、感化されるものがあると思います。
函館の子ども達はダイヤの原石で、たくさん磨いてあげることで、もっともっと輝ける選手になると信じてクリニックの準備をしていきます!
概要
北海道函館・北斗市、近郊にお住みの方は、ぜひご参加ください!
【日にち】
2021年3月20-21日(土日)
【会場】
20日:浜分体育センター
21日:北斗市スポーツセンター
【参加費】
4,000円(2日分)
【時間】
1・2年:10:00-12:00
3・4年:13:00-15:00
5・6年:15:30-17:30
※時間は2日間同じです
※参加費は全カテゴリー共通です
当ページからお申込みしたい場合はcontactにてお問合せください。