今年も北海道の選手が東京でホームステイを行う「東京ホームステイPJ2024」を実施しました。
OSO SFLがサポートしている道南のクラブ・少年団は、いわゆる合宿系がありません。
この合宿とは、コーチが引率して選手は親元から離れて同年代のチームメイトと寝食をともにする集団行動を指します。
※函館地区のクラブはけっこう行っています。
地方だと少年団の形態がメインで、かつ少子化によってカテゴリごとでチームが作れません。
また、大会や練習試合でも車で片道数十〜数百kmの道のりをへて試合に挑むとなるから、移動は基本、保護者の車。
となると自然に保護者と常に帯同している環境で過ごす機会が多くなります。
社会生活のルール、責任感、協調性、自立心といったものは、ドメスティックと社会の二つがあって涵養していくとOSO SFLは考えているので、単発でもこういった機会を提供していくのは大切だと思っています。
さらに、人口5千人の町で育った選手が、1日の乗降客数が約350万人の新宿駅で乗り換えするだけでも「おったまげ」でショッキング。
回数で比例する訳では無いが「人と会う」「コミュニケーションを取る」を、幼少期から百本ノックのごとくしてきた東京の子は、やはり自分から話すことがうまいと感じてしまう(すべての子がそうではないのは承知なので、あしからず)。
別に大人になったら東京に住むとか、東京の人みたいになるのが絶対ではないけども、こういう所から刺激を受けて自身の糧にすることができる人になってほしいと願います。
屋号のOSO SFLはフットボールを通した人の成長を理念としているので、望む地域・選手がいればこれからも故郷の道南でこういったプロジェクトを継続してやっていきたいです。
協力クラブ:FC LEGAL(東京都杉並)