2024年はOSO SFLが2020年からスタートしてきたものが、色々な方面で芽が出てきた年となった。
目次
北海道PJ
月一の活動では、北斗市で実施している「北斗|函館フットボールクリニック」に、知内町と今金・長万部町のクラブサポートが加わった。
このクラブサポートを経験させていただいたお陰で、日本の少年団やクラブチームのあり方を再考するきっかけとなった。
特に「指導の質」と「ボランティアの姿勢」は、携わっている地域の特色が、OSO SFLとしてやるべきことを明確化させた。
結論は「指導の質を上げなければ、スポーツの本質的な楽しさを選手が享受できずに、最悪なケースとしてクラブが消滅する」、「ボランティアはそのクラブに携わることで、自身の活力が湧き、生活が豊かになる活動でなければ、本当のボランティアではない」。人間は解釈の生き物であり、その解釈による言動は、知らない間に周囲に影響する。
なので、OSO SFLは「たかがフットボール」を「されどフットボール」に変えていく。上からではなく、自分で足を運んで、その人達ができる範囲で楽しく活動してもらえるように最適化と成長を試みる。
2025年は今年の熱量を更にアップして取り組んでいく。「鉄は熱いうちに打て」では足りない。「鉄を熱し続け、叩きまくれ」なのだ。そうするうちに「OSO SFLファミリー」が生まれて、みんなの生活にフットボールがあり、それによって楽しさと成長の時間を涵養できる環境ができるはずだ。
東京のクラブの北海道合宿、北海道の複数のチームが合同で行う北海道合同合宿、これらも参加する選手、指導者によって有意義になるように企画していく。
どちらもゲーム形式の内容をより充実していく。
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Creative Football
Barcelona Football Stageとの共同コンテンツは今年で3年目。
「世界中で活躍できる人財へ」を理念に、毎夏キャンプを張り選手を選抜、翌春にスペインへ旅立ち大会や親善試合を行う。
渡航の決断をするだけでも、選手にとっては大きな成長。長時間のフライトや食生活でも大きなストレスだから、スペインにいるだけでも「タフ」の仲間入りだ。
試合ではスペインフットボールが、幼少期から「成熟したフットボール」に向けて、しっかりと「チームスポーツ」を形成しようとしているのを体感できる。まさに「試合のためのトレーニング」を表している。
そして、試合時の激しさ、賢さが当たり前のなかで、個がしっかりと戦えるか。ファールギリギリで腕を引っ張り、足を削り、時間を稼ぐプレーをする。誰も助けてくれない。そのなかで相手よりアドバンテージを取れるか? 点を取れるか? テレビで観る世界のトップリーグで戦う選手たちは、幼少期より競り合い鎬を削る環境で結果を出してきた。遠征ではそれを知る大きな機会となる。
日本の多くの選手に、頭と身体が柔軟な時期に、この「リアル」をガツンと浴びてほしい。
そして来夏も実施予定のCreative Footballキャンプの実施場所・コラボクラブを絶賛募集中なので、いつでも隈崎までをお願いします。
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OSO SFLスクール・外部支援員
徐々に人数が増えてきたスクール。
所属する選手みんなが、とても吸収が早くびっくり。オーガナイズする自分は、毎回どんな内容にしようかワクワクしながら考えている。スクール会場の周囲は、歴史ある少年団がたくさんある。その少年団のチームでも実力を発揮できるよう、そして、他の環境になっても、自信を持ってプレーができるようにこれからもサポートをしていく。
部活動地域移行のモデル校として、部活顧問を務め来年で五年目。
クラブチームに入っていた小学生が、中学進級時になかなか部活に入らず、未だ試合に出られない人数なのが歯がゆい。在籍の生徒にはできる限り質の高いトレーニングや、普段体験できないイベントを用意することで、少しでも穴埋めできればと。来年度は試合ができる人数が入ってほしいな。人数が揃った際は試合のマッチングをお願いします。
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Web制作
本当に佳きご縁で、今年も新しいWebサイト制作の案件をいただいた。
打ち合わせから納品、さらには保守運用(メンテナンス)まで隈崎が一貫して行えるのが強み。一緒に良いものを作るのが得意なので、まずは気軽に連絡ください。フットボールクラブサイトの場合、ある程度デモデザインが丸投げで作れるので「作りたいけど具体的なアイデアが出ない」とか、「そもそもサイトが必要かどうか知りたい」などの疑問をクリアにします。様々な業種のサイトの制作経験もあるので、フットボール以外も承ります。
他にも紙ベースのチラシ・名刺・チケットデザインなども大好物なので、こちらも「デザイン……、あっOSOのくま!」と思い出してくれると嬉しいです。
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気がついたら2025年の抱負も書いていたので、それは明日。
皆様、OSO SFLと隈崎大樹を来年もよろしくお願いいたします。